三過(読み)サンカ

精選版 日本国語大辞典 「三過」の意味・読み・例文・類語

さん‐か‥クヮ【三過】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。
  2. 三業によっておこる身(行為)、口(言語)、意(意念)の三つのあやまち。
    1. [初出の実例]「三過(さんク) 口過 身過 意過 自易至難」(出典譬喩尽(1786)六)
  3. さんか(三火)〔山谷題跋‐士大夫食時五観〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android