三重采女(読み)みえの うねめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三重采女」の解説

三重采女 みえの-うねめ

古事記」にみえる女性
伊勢(いせ)三重郡出身。雄略天皇長谷(はつせ)の欅(けやき)のもと新嘗(にいなめ)の宴をしたとき,落ち葉がういていることを知らずに杯を天皇献上。これにいかった天皇に殺されそうになったが,欅の巨木にたとえて宮廷賛歌をうたい,ゆるされたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android