三雲祥之助(読み)ミクモ ショウノスケ

20世紀日本人名事典 「三雲祥之助」の解説

三雲 祥之助
ミクモ ショウノスケ

昭和期の洋画家 武蔵野美術大学名誉教授;元・武蔵野美術学園長。



生年
明治35(1902)年7月19日

没年
昭和57(1982)年8月19日

出生地
京都

学歴〔年〕
京都帝大東洋史学科〔大正14年〕中退

経歴
約10年間フランスに留学。帰国後、昭和18年春陽会に参加、妻・小川マリと二人展開催。以後、洋画界の理論的リーダーとして活躍。毎日新聞社主催の日本国際美術展などに出品、受賞選考委員も務めた。武蔵野美術学園長、武蔵野美術大学教授、日本美術家連盟常任委員などを歴任高見順の「如何なる星の下に」のさし絵なども描いた。「裸婦」の連作代表作

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三雲祥之助」の解説

三雲祥之助 みくも-しょうのすけ

1902-1982 昭和時代の洋画家。
明治35年7月19日生まれ。大正14年渡仏し,アカデミー-コラロッシでまなぶ。昭和18年春陽会会員。27年武蔵野美術学校教授となり,おおくの美術家をそだてた。代表作に「裸婦」の連作がある。昭和57年8月19日死去。80歳。京都出身。京都帝大中退。著作に「美の秩序」「ピカソ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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