デジタル大辞泉 「上には上がある」の意味・読み・例文・類語 上うえには上うえがある 最高にすぐれていると思っても、さらにすぐれたものがある。うぬぼれや欲望を戒める言葉。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「上には上がある」の意味・読み・例文・類語 うえ【上】 には 上(うえ)がある ある状態や事物が最高にすぐれていると思っても、さらにそれより上のものがあるという意。上を見れば方図が無い。上には上。[初出の実例]「『私の家(うち)の四方は空地計(ばか)りですから、頃日(このごろ)桐を植付けました』『桐を…ヘヱー上には上が有るもんだなァ』」(出典:落語・素人茶道(1893)〈三代目春風亭柳枝〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「上には上がある」の解説 上には上がある これがいちばん上だと思っても、世の中にはさらに上のものがある。 [使用例] きょうあるひとの実に偉大な書翰に接し、上には上があるものだと、つくづく感歎して、世の中には、こんなばかげた手紙を書くおかたもあるのだから[太宰治*パンドラの匣|1946] [解説] 予想を超えたものに出会ったときの驚きを表したり、うぬぼれを戒めたりするときなどにいいます。また、一般的には、評価が高いものについて使われるが、まれに否定的なものについて驚きや皮肉をこめて使われることもあります。 [類句] 上を見れば方図がない 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報