上ノ別府遺跡(読み)かみのびゆういせき

日本歴史地名大系 「上ノ別府遺跡」の解説

上ノ別府遺跡
かみのびゆういせき

[現在地名]高鍋町持田

小丸おまる川河口付近、左岸に広がる川南かわみなみ台地から小丸川に向かって張出す舌状台地上に立地する。地元では「うえんびゅう」とよぶ。昭和五四年(一九七九)に発掘調査が行われ、竪穴住居跡九軒・掘立柱建物跡二棟が検出された。住居跡からは大量の土師器須恵器が出土しており、六世紀後半の年代が与えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android