デジタル大辞泉
「小丸川」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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小丸川
おまるがわ
尾鈴山(一四〇五・二メートル)の麓を西から南にめぐるように流れ、高鍋町で日向灘に注ぐ。一級河川。椎葉村南部の三方山(一四七九メートル)付近を源流域とする。流路延長七三キロ。源流域に近い南郷村阿切地区から牛山地区にかけての流域には渓谷があり、小丸川の水流により美しく磨かれた赤色・青色の枕状溶岩の露頭が観察できる。古くから鬼神野の美石群として有名なこの岩石は、玄武岩質の溶岩が水中(海底など)に噴出してできたもので、その美観とともに学術的にも貴重なものである。鬼神野・栂尾溶岩渓谷として県指定名勝。なお柳田国男はこの谷筋の道から椎葉村に入り、数々の習俗・伝承を調査して「後狩詞」にまとめた。柳田にとって椎葉村への入口となった栂尾地区や中山地区には現在も古い造りの家屋や習俗が残る。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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小丸川
おまるがわ
宮崎県中部、九州山地に発し、高鍋町(たかなべちょう)で日向灘(ひゅうがなだ)に注ぐ川。一級河川。延長75キロメートル、流域面積474平方キロメートル。源は椎葉村(しいばそん)で、ほぼ東流するが、支流渡川(どがわ)をあわせた東臼杵郡(ひがしうすきぐん)美郷町(みさとちょう)南郷(なんごう)区付近で尾鈴山地(おすずさんち)に阻まれ南流し、深い先行性河谷となる。中流部の木城町(きじょうちょう)石河内(いしがわち)には武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)ゆかりの「日向新しき村(ひゅうがあたらしきむら)」がある。下流部は洪積台地を侵食、狭い沖積平野を形成する。2007年(平成19)から段階的に運用を開始している小丸川発電所(最大出力120万キロワット)など、豊富な水量を利用した4発電所がある。
[横山淳一]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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小丸川
おまるがわ
宮崎県中部の九州山地に源を発し,尾鈴山地の西側を南に流れ,高鍋町で洪積台地を浸食しながら東流して日向灘に注ぐ川。全長 72km。数多くのダムが造られており,上流部の支流の渡川 (どがわ) には県営発電所,中流部には九州電力の発電所がある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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