上原三川(読み)うえはら さんせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上原三川」の解説

上原三川 うえはら-さんせん

1866-1907 明治時代の俳人
慶応2年8月8日生まれ。長野師範をでて教職につく。結核で療養中の明治29年から正岡子規師事。31年直野碧玲瓏(へきれいろう)と編集し,子規が校閲した日本派最初の類題句集「新俳句」を刊行した。明治40年6月25日死去。42歳。信濃(しなの)(長野県)出身本姓萩原本名は良三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android