日本歴史地名大系 「上品野村」の解説 上品野村かみしなのむら 愛知県:瀬戸市上品野村[現在地名]瀬戸市上品野町中品野(なかしなの)村の北にある。北・東・西の三方は山が迫り、標高二〇〇メートル前後の谷あいに村がある。三河の市野々(いちのの)村(現西加茂郡藤岡町)と美濃の雨沢(あめさわ)村(現岐阜県土岐市)に至る道が村内で分れている。中世は科野(しなの)郷のうちである。慶長一一年(一六〇六)松平忠吉は鷹匠頭吉田平内に上品野村のうち、五九石余を与えた(士林泝)。寛文一一年(一六七一)の家数三〇、男一四一・女九〇(寛文覚書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by