上徳(読み)じょうとく

精選版 日本国語大辞典 「上徳」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とくジャウ‥【上徳】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた徳。最上の徳。
    1. [初出の実例]「傷大和上〈略〉石上宅嗣 上徳従遷化、余灯欲風」(出典:観智院本唐大和上東征伝(779))
    2. 「上徳は徳あらず、是以て徳有り。下徳は徳を失はず、是以て無徳の徳の故也」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)一)
    3. [その他の文献]〔老子‐四一〕

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普及版 字通 「上徳」の読み・字形・画数・意味

【上徳】じよう(じやう)とく

最上の徳。〔老子、四十一〕は昧(くら)きが(ごと)く、~上は谷のく、大白は辱のく、廣は足らざるがく、(健)は偸(おこた)るがく、質眞は渝(かは)るがし。

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