上手岡鉄山跡(読み)かみておかてつざんあと

日本歴史地名大系 「上手岡鉄山跡」の解説

上手岡鉄山跡
かみておかてつざんあと

[現在地名]富岡町上手岡 大木戸川原

阿武隈高地東縁にある大久保おおくぼ山南東麓に立地する。富岡川と沢山さわやま川の合流点より西のデルタ地帯にある。周囲に鉄鉱山を控えた高炉で、嘉永六年(一八五三)盛岡藩の佐久間長左衛門が創業した製錬所跡である。製錬は富岡川から引入れた水を利用し水車を回し、鉱石(岩鉄)を破砕して焙焼し、高炉を使用して行っている。送風は水車を利用した鞴を使用したと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む