上手綱村(読み)かみてつなむら

日本歴史地名大系 「上手綱村」の解説

上手綱村
かみてつなむら

[現在地名]高萩市上手綱

北の関根せきね川と南の関根前せきねまえ川が東流し、村の東端近くで合流する。東南は平地西北山地。東は赤浜あかはま村・下手綱しもてつな村。

常陸国赤浜妙法寺過去帳の天正一一年(一五八三)に「妙持霊二廿五日 金五郎母儀上手綱」とみえ、文禄四年(一五九五)岩城領検地目録(静嘉堂文庫蔵)には「千弐百壱石弐斗九升八合 (竜子山分)上手綱村」とあり、同年の岩城領小物成目録(秋田県立図書館蔵)によれば桑六三本・この綿二〇五匁の小物成が課せられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android