上方筋(読み)カミガタスジ

デジタル大辞泉 「上方筋」の意味・読み・例文・類語

かみがた‐すじ〔‐すぢ〕【上方筋】

上方方面。また、江戸幕府による区分で、五畿内および近江おうみ丹波播磨はりまの8か国。

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精選版 日本国語大辞典 「上方筋」の意味・読み・例文・類語

かみがた‐すじ‥すぢ【上方筋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上方方面。厳密には五畿内および近江、丹波、播磨の八か国をさすという。
    1. [初出の実例]「惟光 同、太鼓持の事也。〈略〉筑紫かたにいひ馴て、上方筋(カミカタスヂ)にはこれをもちいず」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一)
  3. 市場の用語で、上方、特に大阪方面の仕手。大阪筋。関西筋。

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