精選版 日本国語大辞典 「五畿内」の意味・読み・例文・類語 ご‐きない【五畿内】 古代からの日本の行政区域の中心地域で、近畿地方中央部がほぼこれにあたる。大和、山城、和泉、河内、摂津の五か国。はじめ「四畿内」ともよばれたが、河内国から和泉国が分かれてのち、「五畿内」「五畿」の名称ができて、「五畿七道」と併称された。また、五畿内のうちでは、はじめ大和を首位としたが、山城へ遷都されて後は山城が首位となった。五畿。畿内。[初出の実例]「豪富家及左右京、五畿内、近江等国郡司并に子弟兵士」(出典:続日本紀‐神亀元年(724)五月癸亥) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
とっさの日本語便利帳 「五畿内」の解説 五畿内 歴代の皇居が置かれた畿内五カ国。▽大和、山城、河内、和泉、摂津 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の五畿内の言及 【畿内】より …中国,日本などの王城ないし皇居周辺の特別行政区域。日本では大和,河内,摂津,山背(城)の4ヵ国からなり四畿内とよばれたが,のち河内国から和泉国が分かれ,五畿内となった。畿内制が定められた時期は大化改新にさかのぼる。… ※「五畿内」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by