デジタル大辞泉 「上書権」の意味・読み・例文・類語 うわがき‐けん〔うはがき‐〕【上書(き)権】 地方公共団体が条例を設けて、国が定める法令の規定を修正する権利。[補説]自治体が地域の特性や実情に応じた施策を行いやすくなると期待され、地方分権や権限移譲を進める方策の一つとして検討されたが、憲法94条「地方公共団体は法律の範囲内で条例を制定することができる」にそぐわないとして制度化は見送られた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例