上杉重房像(読み)うえすぎしげふさぞう

山川 日本史小辞典 改訂新版 「上杉重房像」の解説

上杉重房像
うえすぎしげふさぞう

上杉氏の祖上杉重房の肖像彫刻烏帽子(えぼし)をかぶり,狩衣(かりぎぬ)と指貫(さしぬき)をつけ,右手に笏(しゃく)をとって安座する姿は,鎌倉時代に流行した武人俗体像の典型的な様式。顔の写実表現が巧みで,肖像彫刻として優れた作域を示し,制作時期も13世紀にさかのぼる。高さ68.2cm。神奈川県明月院蔵。重文

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む