上横地村(読み)かみよこじむら

日本歴史地名大系 「上横地村」の解説

上横地村
かみよこじむら

[現在地名]成東町上横地

小泉こいずみ村の北東に位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一千五六二石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳に横地組に属する横地がみえ、当村と思われる。旗本本多領七八一石余・同大久保領五七二石余。安永三年(一七七四)の武射郡各村高支配帳(渡辺家文書)では旗本本多領九八〇石余・同大久保領六一五石余・同小栗領四四石余。小栗領は元禄郷帳では南郷村、天保郷帳・旧高旧領取調帳では横地村として独立して記されており、元禄郷帳によると上横地村の石高は一千五六二石余(天保郷帳では一千五九五石余)。旧高旧領取調帳では本多領は三河西端藩領となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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