上比屋山遺跡(読み)ういぴやーやまいせき

日本歴史地名大系 「上比屋山遺跡」の解説

上比屋山遺跡
ういぴやーやまいせき

[現在地名]城辺町砂川 前原

宮古島の南部、標高約五〇―五三メートルの石灰岩丘陵台地に立地。一四―一五世紀のグスク時代の集落遺跡。県指定史跡。当遺跡の眼下には太平洋に面して一四―一八世紀の砂川元島うるかむとうずま遺跡・友利元島とうむむとうずま遺跡がある。一九五四年(昭和二九年)一・八メートル四方の試掘調査が二ヵ所で行われ、竜泉系青磁、褐釉陶器、宮古産の土器出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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