上江尻村(読み)かみえじりむら

日本歴史地名大系 「上江尻村」の解説

上江尻村
かみえじりむら

[現在地名]福井市上江尻町、鯖江市上江尻町

経(きよう)ヶ岳の東南麓、北陸街道沿いの村。北は三十八社(さんじゆうはつしや)村、南は西鳥羽(にしとば)村(現鯖江市)。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では浅水(あそうず)村に含まれ、村名は正保郷帳からみえ、同帳によると村高一〇・九二三石はすべて田方。福井藩領。台地上に位置するため開発が進んだのか、天保郷帳では村高は一躍七七石余に増加している。

暦応二年(一三三九)一二月日付得江頼員軍忠状(得江文書)に同年六月二九日「凶徒等寄来経峯城之間、為後攻頼員馳向一陣、抽軍忠之刻、(以下略)」とあるが、この前後に、浅宇津(あそうづ)(浅水)・蕗野寺(ふきのじ)城・南江守(みなみえもり)城・木田(きだ)城など、当地近辺の地名がみえることから、この「経峯城」は経ヶ岳にあたると考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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