日本歴史地名大系 「上津下村」の解説 上津下村こうづしもむら 兵庫県:神戸市北区上津下村[現在地名]北区長尾町上津(ながおちようこうづ)・上津台(こうづだい)一―四丁目・同六丁目・同九丁目上宅原(かみえいばら)村の西に位置し、中世には有馬(ありま)郡上津畑(こうづはた)庄に含まれた。村域北部を長尾川が東流。慶長国絵図では上津上村とともに「コウツ畑村」一千六五石余に含まれる。慶長六年(一六〇一)三田藩主有馬則頼領、翌七年から元和六年(一六二〇)までは則頼の子で丹波福知山藩主有馬豊氏領とみられ、元和三年の摂津一国御改帳の玄蕃(豊氏)領「下村」四一六石余が当村にあたる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by