上津金村
かみつがねむら
[現在地名]須玉町上津金
釜無川の支流須玉川の左岸、金峰山系の支脈に囲まれた山間にあり、標高八〇〇―八五〇メートル付近に位置する。南は下津金村、北は海岸寺峠を隔てて浅川村(現高根町)。慶長古高帳では高二一一石余、うち一五二石余は旗本小尾氏、五九石余は旗本跡部氏知行、ほかに海岸寺領五石、大明神(諏訪神社)領一石八斗がある。寛永元年(一六二四)の四郡村高帳では、旗本跡部氏分は幕府領となっている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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