上相村(読み)かみやむら

日本歴史地名大系 「上相村」の解説

上相村
かみやむら

[現在地名]美作町上相

中尾なかお村の北に位置し、因幡への往来が通る。西はおか(現勝田郡勝央町)。村の北部に間山はしたやまがある。正保郷帳に村名がみえ、田二四七石・畑四六石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高一二八石余・開高二六石余、村位は下。津山藩森氏断絶後は幕府領、元禄一四年甲斐甲府藩主徳川綱豊領、翌年幕府領、寛延元年(一七四八)播磨三日月藩預、天明七年(一七八七)下総佐倉藩領、寛政六年(一七九四)播磨龍野藩預、天保七年(一八三六)石見浜田藩領、明治元年(一八六八)鶴田藩領(「美作国郷村支配記」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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