美作町(読み)みまさかちよう

日本歴史地名大系 「美作町」の解説

美作町
みまさかちよう

面積:八八・四五平方キロ

郡南西部に位置し、東は作東さくとう町、南は英田町、西は久米くめ柵原やなはら町、北は勝田かつた勝央しようおう町・勝田町と接する。作東町方面から吉野よしの川が西流し、勝田町から南流する梶並かじなみ川と林野はやしの付近で合流する。両川流域以外は平地に恵まれず、町南東部ではシイタケマツタケ、北部では葉タバコ、ブドウが作られ、一部は観光農園となっている。津山市からはJR姫新線(林野駅)・中国自動車道(美作インターチェンジ)・国道一七九号が通じ、作東町に向かう。岡山市とは国道三七四号で結ばれ、勝田町方面へは県道美作―奈義線が通る。郡内の交通の要衝であり、人口でも六ヵ町村のうち当町のみ一万人(一九八七年現在一万四千四三一人)を超える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android