上知と下愚とは移らず(読み)ジョウチトカグトハウツラズ

デジタル大辞泉 「上知と下愚とは移らず」の意味・読み・例文・類語

上知じょうちと下愚かぐとは移うつらず

《「論語」陽貨から》最上の知者は悪い境遇にあっても堕落せず、最下の愚者は、どんなによい境遇にあっても向上しない。

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精選版 日本国語大辞典 「上知と下愚とは移らず」の意味・読み・例文・類語

じょうち【上知】 と 下愚(かぐ)とは移(うつ)らず

  1. ( 「論語‐陽貨」の「惟上知与二下愚一不レ移」による ) 生まれながらに賢明な人は、どんなに悪い境遇や環境にも左右されて堕落することはなく、また、生まれながらに愚かな者は、どんなに良い境遇や環境のもとにおかれても賢者にはならない。
    1. [初出の実例]「是ぞ古人の、上智と下愚とは移らずとて、いかにすれども善きは善きままにてとほり、悪しきは悪しきままにてはつる也」(出典:筑波問答(1357‐72頃)六)

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