上石動村(読み)かみいしないむら

日本歴史地名大系 「上石動村」の解説

上石動村
かみいしないむら

[現在地名]東脊振村大字石動いしなり上石動かみいしなり

田手たで(石動川)左岸の山麓地帯に位置する。天満宮安楽寺草創日記に

<資料は省略されています>

とあり、正応五年(一二九二)の「惣田数注文」(河上神社文書)に「安楽寺御領五百七十二丁七反内」として「石動庄四十七丁」とあり、古代末から中世にかけてこの一帯に石動庄の存在が確認できる。現在では「いしなり」と読む。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android