上磯古墳群(読み)かみいそこふんぐん

日本歴史地名大系 「上磯古墳群」の解説

上磯古墳群
かみいそこふんぐん

[現在地名]大野町上磯

揖斐川と根尾ねお川に挟まれた水田地帯に所在。三基の前方後円墳と二基の円墳からなり、最も西に位置する亀山かめやま古墳は全長九八メートル、後円部直径五七メートル、同高さ五・五メートル、前方部幅三四メートル、高さ三メートルの前方後円墳。江戸時代、後円部から冠・刀・鏃、前方部から製鏡二面(四獣鏡・六獣鏡)が出土している。同古墳の東約八〇メートルの北山きたやま古墳は全長八五・四メートル、後円部径五四メートル、高さ七・九メートル、前方部幅二〇メートル、高さ三メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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