日本歴史地名大系 「上総内村」の解説 上総内村かずさうちむら 千葉県:松戸市上総内村[現在地名]松戸市上総内・小金清志町(こがねきよしちよう)・小金上総町(こがねかずさちよう)・新松戸(しんまつど)二丁目二ッ木(ふたつぎ)村の北東、下総台地西端部に位置する。「本土寺過去帳」一八日の妙花には永享八年(一四三六)二月に十三年仏事を行った旨が記され、「カツサウチ妙蓮女」と注がある。ほかに寛正六年(一四六五)一〇月の年紀がみえる妙印尼に「上総内犬房母」とあるのをはじめ、同過去帳には室町期から江戸初期にかけての年号のある当地に関する結縁者が載る。寛永二年(一六二五)の本多正貫領知目録写に「上総内村百三十石六斗」とあり、旗本本多領。以後領主の変遷は根本(ねもと)村に同じ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by