上茂原村(読み)かみもばらむら

日本歴史地名大系 「上茂原村」の解説

上茂原村
かみもばらむら

[現在地名]茂原市上茂原

鷲巣わしのす村の西に位置し、村内を茂原町と長南ちようなん宿(現長南町)を結ぶ道が東西に走る。地元では「かもばら」ともいう。延宝七年(一六七九)に下茂原村から分村したといわれるが(茂原市史)、茂原村(下茂原村)の開発地が飛地として村立てされたと思われ、寛永一〇年(一六三三)の久遠寺法花宗諸寺目録に妙光みようこう(藻原寺)末寺として「上藻原円鏡寺」がみえる。元禄郷帳に上茂原村とみえ高二〇九石余。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高一八九石余、旗本服部・有泉田沼・塩入領の相給で、家数四一。改革組合帳では田沼領に代わって旗本石丸領が加わっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む