上藤原村(読み)かみふじわらむら

日本歴史地名大系 「上藤原村」の解説

上藤原村
かみふじわらむら

[現在地名]いわき市常磐じようばん藤原町ふじわらまち

ノ岳(五九三・六メートル)南西麓の藤原川最上流部にあり、南東は中藤原村。磐前いわさき郡に属した。近世領主の変遷は磐城平藩領から寛文一〇年(一六七〇)以降湯長谷藩領。正保郷帳に上藤原村とみえ、高一千三三石余とあるが、中藤原村・下藤原村がみえないので、それらの高を含んでいると思われる。元禄郷帳では高四二一石余で、法海ほうかい寺領がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android