上那珂西村(読み)かみなかさいむら

日本歴史地名大系 「上那珂西村」の解説

上那珂西村
かみなかさいむら

[現在地名]常北町那珂西(なかさい)

水戸から宇都宮へ通ずる街道に沿う。東を那珂川が流れ、南は下那珂西村、藤井(ふじい)村(現水戸市)。

「新編常陸国誌」に「上中河西(中略)此地旧下中河西村ト同地ニテ、那珂西村ト呼タリシニ、慶長以後、分レテ上下二村トナリ、寛永以後、今字ニ改メタリト云フ(中略)天保中旧ニ復シ、下中河西村ト合テ、一村トナリ、那珂西村ト云」と記す。「水府志料」には「村名那珂川にそふて、しかも郡名の遺唱なるべし」とみえる。応永二九年(一四二二)閏一〇月二二日の宥尊授尊宥印信(小松寺文書)には「右、於常州那珂西泉壇場授与畢」とある。泉壇場(いずみのだんじよう)とは宝幢(ほうどう)院をさし、宥尊が弟子尊宥に宝幢院で印可を授けたことを示す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む