上野兼子(読み)うえの かねこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上野兼子」の解説

上野兼子 うえの-かねこ

1832-1914 明治時代の歌人
天保(てんぽう)3年生まれ。15歳で上野保兵衛と結婚,39歳で夫と死別。のちに大阪にすみ,60歳で和歌にこころざし中村良顕,山田淳子,久保田有恒に師事した。大阪朝日新聞社長上野理一の母。大正3年8月20日死去。83歳。丹波篠山(ささやま)(兵庫県)出身本姓木村歌集に「仙柔遺草」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android