中村良顕(読み)なかむら よしあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村良顕」の解説

中村良顕 なかむら-よしあき

1829-1900 幕末-明治時代の国学者,歌人
文政12年生まれ。叔父中村良臣(よしおみ)の家をつぐ。伊勢(いせ)(三重県)の足代弘訓(あじろ-ひろのり)らに師事,郷里の摂津伊丹(兵庫県)に興風社を創設。明治15年から大阪でおしえた。明治33年9月12日死去。72歳。字(あざな)は子毅。号は蓼舎(たでのや),蓼生(りょうせい)園。著作に「歌文答問録」,歌集「蓼生園詠草」など。
格言など】玉はやす武庫の川浪月冴えて氷を砕く夜半秋風(「蓼生園詠草」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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