上野大楠村(読み)うえのおおくすむら

日本歴史地名大系 「上野大楠村」の解説

上野大楠村
うえのおおくすむら

[現在地名]勝浦市大楠おおくす

小松野こまつの村の南に位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に大楠村とみえ、高六六五石。元禄郷帳では高四一五石余。宝暦一〇年(一七六〇)の岩槻藩領知目録写に村名がみえ、村高の一部は同藩領。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高四四七石余、家数五五、岩槻藩領と幕府領。文政一〇年(一八二七)の岩槻藩領村々書上帳では同藩領の高三四二石余で、田一四町三反余・畑一三町一反余、新田高二六石余・七町四反余、年貢は米九一石余・永一二貫七二八文余と野手役の真木一六五束、ほかに醤油役一二七文余・酒役永一貫三五〇文余を納入

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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