日本歴史地名大系 「上野条村」の解説 上野条村かみのじようむら 京都府:福知山市上野条村[現在地名]福知山市字上野条三岳(みたけ)山の東麓、標高約三五〇メートル前後の高地集落。当地から南方へ大呂(おおろ)川、東方へ長尾(ながお)川が流れ、両川の分水嶺となっている。また西南方下佐々木(しもささき)から東北方天座(あまざ)の荷稲(にいね)に向かうおよそ九キロに及ぶ構造線に沿っている。中世には佐々岐(ささき)庄下山(しもやま)保(金山郷)の地で、地名のみえる早い例は元亨二年(一三二二)六月二〇日付治部卿法印某寄進状(金光寺文書)(→下野条村)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by