日本歴史地名大系 「上飯田町」の解説 上飯田町かみいいだまち 富山県:小矢部市今石動町上飯田町[現在地名]小矢部市中央町(ちゆうおうまち)中(なか)町の東に続く北陸街道沿いの両側町。本町に属する。木舟(きぶね)城(現福岡町)の城下にあった代官飯田(だいかんいいだ)町にかかわる町名と思われる。今石動由来にもと伊助(いすけ)町と称したとある。中町との境は北陸街道に南北の道が交差する十字路で、北は紺屋(こんや)町、南は細工(さいく)町に接する(元禄一五年今石動町図)。寛保二年(一七四二)には宅地一千五二九歩余で、地子米一三石三斗七升余(一歩につき九合八勺余)。地内に細工町・紺屋町分の地一五七歩余があった。組合頭は棚田屋増右衛門・北村屋次郎左衛門で、棚田屋は御荷物宿であった(今石動由来)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by