上馬瀬村
かみまぜむら
[現在地名]忠岡町馬瀬一―三丁目
下馬瀬村の東、牛滝川左岸にある平坦な村。中世軽部郷に属したという(泉州志)。慶長九年(一六〇四)の検地高八二石余(元禄初年「泉州志補遺」)。延宝検地後一〇七石余に増加し、元禄一一年(一六九八)武蔵岩槻藩小笠原佐渡守によるごくわずかの新開改出を加え(元禄一一年「上馬瀬村地並帳」馬瀬第一自治会所蔵文書)幕末に至る。元禄一一年には反別八町一反余のうち田は五町八反余(同文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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