下万能村（読み）しもまんのうむら

日本歴史地名大系 「下万能村」の解説

下万能村
しもまんのうむら

[現在地名]豊田町下万能

一言（ひとこと）村の南にある。東端を寺谷（てらだに）用水が南流し、北側を東海道が通る。一里塚が南側は当村、北側は宮之一色（みやのいつしき）村にある（東海道分間延絵図）。正保年間（一六四四―四八）以前に万能村が上・下に分れたという（遠江国風土記伝）。正保郷帳に村名がみえ、幕府領、田方一四六石余・畑方四五石余、正医（しようい）寺領四石五斗。国立史料館本元禄郷帳では幕府領と旗本高木領、享保郷村高帳によると幕府領掛川藩預地と高木領、旧高旧領取調帳によれば旗本高木領と同長谷川領。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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