下三緒村(読み)しもみおむら

日本歴史地名大系 「下三緒村」の解説

下三緒村
しもみおむら

[現在地名]飯塚市下三緒・鶴三緒つるみお

嘉麻かま郡に所属。遠賀おんが川中流域に位置し、北西柏森かやのもり村、南は同川を境に同郡山野やまの(現稲築町)。民居は本村と鶴三緒にある(続風土記拾遺)。小早川時代の指出前之帳では嘉麻郡三緒村のうち。慶長石高帳に同郡下三緒村がみえ、慶長七年(一六〇二)の検地高一千一九一石余、うち大豆二四一石余。領主の変遷は川津かわづ村に同じ。元禄五年(一六九二)には高一千二〇〇石(田圃志)。石高書上帳案の郡帳高一千二〇〇石余。寛政期(一七八九―一八〇一)の家数六〇・人数二〇七、牛三〇・馬七(別本「続風土記附録」)。産神は心吉こころよし宮。鶴三緒には白山宮があり、延享四年(一七四七)に上三緒村白山宮から勧請したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む