日本歴史地名大系 「下上村」の解説 下上村しもかみむら 山口県:徳山市下上村[現在地名]徳山市大字下上富田(とんだ)川流域の村で上(かみ)村の西南にあり、南は富田村(現新南陽市)、北西は四熊(しくま)村に接する。徳山藩領。古くは富田郷(富田保)に含まれた地で、上村を二つに分け北部を上上村(上村)、南部を下上村とよんだらしい。「地下上申」では上上村と上村(下上村)の二村で庄屋が一人のため、一括して記すが、うち下上村分の総石高は二千六〇七石、家数三三四、人口一千四三八とある。ただし同書は村名に混乱があるようである。村内の小名として岩屋(いわや)・上野(うえの)・倉掛(くらかけ)・内谷(うちだに)・横屋(よこや)・武井(たけい)・土居(どい)をあげる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by