下今諏訪村(読み)しもいますわむら

日本歴史地名大系 「下今諏訪村」の解説

下今諏訪村
しもいますわむら

[現在地名]白根町下今諏訪

釜無川右岸に位置し、東は釜無川を隔てて築地ついじ新田(現昭和町)、南は下今井しもいまい(現若草町)、西は西野にしの村、北は上今諏訪村。村内を戸田とだ街道南北に走る。天正一〇年(一五八二)一二月三日功刀介七郎は「下今諏訪之内夫銭七百文・同所棟別壱間免許」などを本領として安堵された(「徳川家印判状写」井伊年譜)。慶長六年(一六〇一)検地帳(県立図書館蔵)では下々田四反余、上畑一町三反余・中畑二町一反余・下畑五町三反余・下々畑九町九反余、屋敷一千二三坪と圧倒的に畑地が多く、このほか桑二三九束、熊蔵縄皆川成三町二反余、永不作田一町二反余・畑八町九反余。慶長古高帳では高二二四石余、幕府領

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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