下依村(読み)しもよりむら

日本歴史地名大系 「下依村」の解説

下依村
しもよりむら

[現在地名]湯布院町中川なかがわ 下依

中依村の南西、大分川の左岸に位置し、南東高尾たかお(七八七メートル)がそびえる。北西は大分川を挟んで前徳野まえどくの村、西は同じく川を挟んで内徳野うちどくの村・津々良つづら村。慶長五年(一六〇〇)二月の速見郡・由布院知行方目録写(北九州市立歴史博物館蔵)に村名がみえ、高五一九石余。同一六年の家数二一・人数四九(うち庄屋一・本百姓六、名子・小者一〇)、牛四・馬三(小倉藩慶長人畜改帳)、元和八年(一六二二)の高は一二四石余、家数一一・人数七二(うち本百姓・小百姓九、坊主一・鍛冶一・名子一一)、牛九・馬七(小倉藩元和人畜改帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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