下国重村(読み)しもくにしげむら

日本歴史地名大系 「下国重村」の解説

下国重村
しもくにしげむら

[現在地名]舟橋村国重

白岩しらいわ川の支流八幡はちまん川の左岸白岩川との合流点近くに位置し、南は稲荷いなり村、東は竹内たけのうち村。地名はかつて国重という鍛冶が住んでいたことに由来するという(越中志徴)。天文一九年(一五五〇)の永福寺領田数帳(永福寺文書)に「三俵半 国重名」と、同年の永福寺領畠年貢銭帳(同文書)に「五十文 国重分」とある。寛永一七年(一六四〇)の高二二〇石余、免三ツ七歩二厘(「神尾直次等宛新川郡内知行所付状」神尾家文書)正保郷帳では高四七三石余、田方三〇町九反余・畑方五反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高二四六石、免四ツ三歩、小物成は野役二四匁・鮭役一〇匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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