下宮野村(読み)しもみやのむら

日本歴史地名大系 「下宮野村」の解説

下宮野村
しもみやのむら

[現在地名]築館町 下宮野町尻まちじり・同水押みずおし・同桜町さくらまち・同大仏だいぶつ・同まち・同大日向おおひなた・同八ッ又沢やつまたざわ・同砂子田いさごだ・同王橋おうはし・同宮当みやたり・同町下まちした・同町裏まちうら・同八幡下はちまんしたなど

上宮野村の北東一迫いちはさま川左岸に立地する。南の築館宿より留場とめば村を経て沢辺さわべ宿(現金成町)に継立てる奥州街道の宿駅。当村の日蓮正宗高木山妙円みようえん寺は弘安一〇年(一二八七)日目の開山と伝え(封内風土記)、同寺曼荼羅脇書に「貞治四年二月廿六日 一迫下宮柳目助八郎正明」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報