日本歴史地名大系 「下市浦」の解説 下市浦しもいちうら 香川県:観音寺市下市浦[現在地名]観音寺市観音寺町 大和町(やまとちよう)・若宮町(わかみやちよう)・春日町(かすがちよう)・三架橋町(さんかばしちよう)上市浦の西、財田(さいた)川下流左岸沿いに位置。三架橋の西側に広がり中洲(なかず)浦に続く地域である。下市村ともいう。享徳元年(一四五二)閏八月一五日の琴弾八幡宮放生会祭式配役記(観音寺文書)によれば、惣集の役者のなかに小鼓の役として下市の四郎左衛門が載る。江戸初期の高は二七五石余(円亀領郷村高辻帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by