下市浦(読み)しもいちうら

日本歴史地名大系 「下市浦」の解説

下市浦
しもいちうら

[現在地名]観音寺市観音寺町 大和町やまとちよう若宮町わかみやちよう春日町かすがちよう三架橋町さんかばしちよう

上市浦の西、財田さいた川下流左岸沿いに位置。三架橋の西側に広がり中洲なかず浦に続く地域である。下市村ともいう。享徳元年(一四五二)閏八月一五日の琴弾八幡宮放生会祭式配役記(観音寺文書)によれば、惣集の役者のなかに小鼓の役として下市の四郎左衛門が載る。江戸初期の高は二七五石余(円亀領郷村高辻帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android