日本歴史地名大系 「下末村」の解説 下末村しもずえむら 愛知県:小牧市下末村[現在地名]小牧市下末上末とともに、古くは主恵(すえ)あるいは陶(すえ)と称した。上末村の南に位置し、東と南は田楽(たらが)村(現春日井市)に接している。織田信雄分限帳によれば「二百貫 下スヘ」とある。天保の村絵図をみると、入鹿(いるか)用水・山の内(やまのうち)川悪水筋・新木津(しんこつつ)用水などが流れ、入鹿用水に沿って名古屋往来道が南北に通っている。絵図にある「古天神松」の塚は、最近の調査で直径二七メートルの古墳であることが確認され、下末古墳とよばれている(小牧市史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by