デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下条通春」の解説 下条通春 しもじょう-みちはる 1827-1885 幕末-明治時代の医師。文政10年生まれ。父の業をつぎ,漢方外科として江戸日本橋に開業。同郷の浅田宗伯(そうはく)とならび称された。尊攘(そんじょう)派を資金的に援助。維新後は東京の市区改正に参画し,公共事業にもつくす。国学に通じ,和歌にすぐれた。明治18年5月5日死去。59歳。信濃(しなの)(長野県)出身。名は治徳。号は秋水。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例