下条通春(読み)しもじょう みちはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下条通春」の解説

下条通春 しもじょう-みちはる

1827-1885 幕末-明治時代の医師
文政10年生まれ。父の業をつぎ,漢方外科として江戸日本橋開業同郷浅田宗伯(そうはく)とならび称された。尊攘(そんじょう)派を資金的に援助。維新後は東京の市区改正に参画し,公共事業にもつくす。国学に通じ,和歌にすぐれた。明治18年5月5日死去。59歳。信濃(しなの)(長野県)出身。名は治徳。号は秋水

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android