下法師(読み)シモボウシ

デジタル大辞泉 「下法師」の意味・読み・例文・類語

しも‐ぼうし〔‐ボフシ〕【下法師】

雑役などに使われる身分の最も低い僧。中間ちゅうげん法師
弟子の―を呼びて、私語さきめきて物へ遣はしつ」〈今昔・二八・一七〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「下法師」の意味・読み・例文・類語

しも‐ぼうし‥ボフシ【下法師】

  1. 〘 名詞 〙 法師の中でもっとも身分の低い者で、妻帯し、雑役に使われる法師。中間(ちゅうげん)法師。
    1. [初出の実例]「聖(ひじり)にも、麻の装束など、弟子にもしもほうしの品までも、野山の麓までくばらせ給ふ」(出典浜松中納言物語(11C中)三)

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