下無津呂山村(読み)しもむつろやまむら

日本歴史地名大系 「下無津呂山村」の解説

下無津呂山村
しもむつろやまむら

[現在地名]富士町大字下無津呂

上無津呂山かみむつろやま村の南東にあり、標高約三八〇メートルの山村。

慶長絵図に「無津呂」とあり、正保絵図より上・下に分れるが、道園どうぞの(高五七石八斗五升三合)は下無津呂山村の枝村である。小城おぎ山内さんない郷に属して小城藩領となったが、文化一四年(一八一七)の郷村帳によると、堂園どうぞの(道園)北川きたがわの地が含まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android