下無津呂山村(読み)しもむつろやまむら

日本歴史地名大系 「下無津呂山村」の解説

下無津呂山村
しもむつろやまむら

[現在地名]富士町大字下無津呂

上無津呂山かみむつろやま村の南東にあり、標高約三八〇メートルの山村。

慶長絵図に「無津呂」とあり、正保絵図より上・下に分れるが、道園どうぞの(高五七石八斗五升三合)は下無津呂山村の枝村である。小城おぎ山内さんない郷に属して小城藩領となったが、文化一四年(一八一七)の郷村帳によると、堂園どうぞの(道園)北川きたがわの地が含まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android