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下田番所跡(読み)しもだばんしよあと

日本歴史地名大系 「下田番所跡」の解説

下田番所跡
しもだばんしよあと

[現在地名]下田市三丁目

江戸前期に下田町内の大浦おおうらにあった。間口四〇間・奥行一六間で牢屋があり、隣接して役人の屋敷も並んでいた(寛永五年「番所絵図」下田年中行事)。慶長二〇年(一六一五)今村正長が幕府より大坂夏の陣に備えて一〇騎五〇卒をもって下田の警備を命じられたのが始まりで、翌年正長の父重長が下田御番に任じられ、須崎すざきに遠見番所を設けた(下田年中行事)。重長は賀茂郡内に高二千二〇〇石(柿崎・本郷・青野・市之瀬・長津呂・大瀬・加茂各村)を与えられ、寛永四年(一六二七)重長の死により御番は正長に引継がれた(「寛政重修諸家譜」・記録御用所本古文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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