下組町(読み)しもくみちよう

日本歴史地名大系 「下組町」の解説

下組町
しもくみちよう

[現在地名]八戸市柏崎かしわざき四―五丁目の各一部

八戸城下北東端に位置する足軽町。東は小中野こなかの村、西はしお町、南は柏崎新かしわざきしん町・類家るいけ村、北は柏崎村に接する。表町通の街路が中央を南西から北東へ至り、中央の南側にある玄中げんちゆう寺前には柵がめぐらされていた。

文久年間(一八六一―六四)八戸御城下略図に下組丁とあり、足軽家とされる。城下の東端防備に当たった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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