下調(読み)したしらべ

精選版 日本国語大辞典 「下調」の意味・読み・例文・類語

した‐しらべ【下調】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事を行なう準備として、あらかじめ調べること。
    1. [初出の実例]「仮名の会員は取も直さず。羅馬字会員の下調(シタシラベ)役です」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉五)
  3. 特に、学校授業のための予習
    1. [初出の実例]「晩食を食って行けと云ふのを学校の下調(シタシラベ)があると云って辞退して」(出典:それから(1909)〈夏目漱石一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む